本土に帰れない観光客などで那覇市内のホテルに予約殺到

台風6号の影響で、観光客が延泊を余儀なくされたことで、那覇市内のホテルでは予約が殺到するなど、ホテルは対応に追われています。

那覇市にある国際通りに面したホテルでは、本土に帰れなくなった観光客などで予約が一時いっぱいになったということです。

現在は、延泊を希望する人がいる一方で、台風の最接近に伴うキャンセルも相次いでいて、ホテルのスタッフは対応に追われています。

4日の予約件数は平均のおよそ4倍でしたが、キャンセルの件数も10倍に上るということです。

ホテルでは、飛行機に乗れず延泊する宿泊客の予約を優先していて、現在の宿泊客のおよそ6割がそうした人たちだといいます。

「パームロイヤルNAHA」のウィラー高倉智子取締役統括支配人は「客に提供する食料などは仕入れ先にまとまった在庫があったので、なんとかやりくりできたが、台風明けに足りなくならないか心配だ」と話していました。