石垣市 “書かない窓口”スタート 書類書かずに申請書作成

石垣市は、住民が書類を書かなくても住民票などを取得できる「書かない窓口」のサービスを始めました。

石垣市が今月14日に導入した「書かない窓口」は、通信アプリ「LINE」から発行されたQRコードを使い、住民が書類を書かずに申請書を作成できるサービスです。

市役所の1階ロビーにあるカウンターに設置された機器にQRコードをかざしてタッチパネルを操作し、必要項目を選択することで、印刷された申請書を受け取ることができます。

運転免許証などで本人確認が行えれば窓口に提出するだけで、取得したい証明書の交付を受けられます。

また、マイナンバーカードの情報を読み込ませることでも申請書を受け取ることができるということです。

「書かない窓口」は、現在、住民票や印鑑証明、印鑑登録などの申請書が対象になっているということです。

石垣市企画部DX課の棚原輝幸課長補佐は「窓口の混雑の軽減につながっていると思います。今後は納税関係や子育て関係にも順次サービスを拡大して、市民の利便性の向上につなげていきたいです」と話していました。