那覇空港で観光客などに海の事故防止を呼びかけ

沖縄県内でマリンレジャーを楽しむ観光客が事故に巻き込まれる被害を防ごうと、第11管区海上保安本部などが25日、那覇空港で事故防止やライフジャケットの着用などを呼びかけました。

那覇空港には海上保安官や警察官、それに海洋少年団の子どもたちなどおよそ40人が集まり、空港に到着した観光客などに事故防止を呼びかけるチラシやステッカーを配りました。

海上保安本部によりますと、沖縄県内ではことしに入って24日までにマリンレジャー中に事故に遭った人は48人に上り、このうち観光客は65%の31人を占めています。

例年、今月から来月にかけて事故が多発し、特にスノーケリング中に被害に遭うケースが多くなる傾向があるということです。

第11管区海上保安本部交通安全対策課の島袋光和課長は「事故を未然に防ぐために体調管理や天気の確認、そして離岸流に巻き込まれないために管理されたビーチを利用して、ライフジャケットなどで浮力を確保してほしい」と呼びかけました。