岸田総理 泡盛など「伝統的酒造り」を文化遺産登録へ後押し

岸田総理大臣は、沖縄県の酒造組合の関係者らと面会し、泡盛を含む日本の「伝統的酒造り」のユネスコの無形文化遺産の登録に向けて後押ししていく考えを示しました。

沖縄県酒造組合の佐久本学・会長らは、24日午後、総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣が、今月で衆議院選挙に初当選してから30年となるのにちなみ、30年ものの泡盛を贈りました。

これに対し、岸田総理大臣は「泡盛は寝かせれば寝かせるほど芳じゅんになるということなので、私も泡盛に負けないように、深みのある豊かな磨きをかけて、さまざまな政策課題などにあたっていきたい」と述べました。

その上で、文化庁が、泡盛を含め、日本酒や焼酎など、日本の「伝統的酒造り」をユネスコの無形文化遺産に提案していることを踏まえ、登録に向けて、政府をあげて後押ししていく考えを示しました。

さらに、来月から沖縄とフィリピン、インドネシアで開催されるバスケットボールのワールドカップに合わせて沖縄を訪問する考えを伝えました。