観光客向けの電動アシスト自転車の貸し出し始まる 本部町

本部町で、訪れる観光客に利用してもらおうと、電動アシスト自転車を貸し出す取り組みが始まりました。

24日は本部町大浜にある「もとぶかりゆし市場」の駐車場で、町や観光協会などの関係者が出席して出発式が行われました。

出発式では、初めに安全を祈願したあと、本部町の平良武康町長が「これまで街を周遊する手段がなく、観光客の皆さんは困っていた。新たな移動手段ができ、喜んでいます」とあいさつしました。

そして、関係者が実際に自転車に乗って、乗り心地を確かめていました。

電動アシスト自転車は10台備えられ、市場にある観光協会の事務所で借りることが出来ます。

料金は60分で1000円、終日の場合は3000円などとなっており、現在、利用できるのは平日のみだということです。

町観光協会の當山清博会長は「町内での交通のアクセスが悪いことなどで困っていると、観光客の皆さんから要望が多かった。自転車を使い、隠れた本部町の観光地を見ることができるので期待しています」と話していました。