警察が海のレジャー業者の安全対策を確認 国頭村

海のレジャーでの事故を防ごうと、20日、国頭村のビーチで、警察が注意を呼びかける看板や救命用具などが準備されているか確認しました。

この調査は、海のレジャーを手がける業者の安全対策を確かめるため名護警察署が行いました。

20日は国頭村にあるホテルが管理するビーチに警察官3人が訪れ、担当者から安全対策について話を聞いたほか、遊泳区域などを示して利用者へ注意を呼びかける看板が設置されているかや、監視台や救命胴衣などが準備されているか調べていました。

このホテルの担当者の宮城仁さんは「新型コロナが明けて観光客も戻ってきている。しっかりチェックをして夏場の事故がないよう安全に管理していきたい」と話していました。

名護警察署地域課の米須清勇課長は「今回調査した業者は安全がしっかり提供されていた。海などで遊ぶ際は、安全を確保するためにもしっかり体調管理や天候の確認、ライフジャケットの着用をお願いします」と話していました。

警察によりますと、県内ではことし、先月末までに水難事故が48件起きていて、21人が死亡しています。

警察や海上保安庁は海で遊ぶ際にはライフジャケットを着用するよう呼びかけています。