日銀新支店長「手触り感持って情勢判断 県内経済に貢献」

日銀那覇支店の新しい支店長に就任した小島亮太氏が記者会見し、「さまざまな方々の話を伺い、手触り感を持って経済の情勢判断することで、県内経済を少しでも盛り上げられるよう貢献したい」と抱負を述べました。

日銀那覇支店の新しい支店長に今月12日付けで就任した小島亮太氏は東京都出身の50歳。平成8年に日銀に入り、金融機構局企画役や香港事務所長、それに政策委員会参事役を務めていました。

19日、着任後初めて行われた記者会見で小島新支店長は、沖縄経済の第一印象について「着任したばかりでこれから勉強させていただくが、観光業などを含めて回復していると聞いている」と述べました。

そのうえで、「経営者や経済団体、行政などさまざまな方々などから話を伺い、手触り感を持って経済の情勢判断をすることで、県内経済を少しでも盛り上げられるよう貢献していきたい」と抱負を話しました。

会見にはおよそ2年間、支店長を務め、本店の企画局審議役に異動する飯島浩太前支店長も同席し、「日銀の政策運営に対する注目度が高まるなか、責任の重い仕事が待っているが、日本経済、ひいては沖縄経済のために微力を尽くしたい」と述べました。