海の日に合わせ 沖縄を代表する魚 タマンの稚魚を放流 名護

海の日に合わせて、名護市のビーチでは沖縄を代表する魚、タマンの稚魚が放流されました。

この催しは、沖縄の豊かな海と海洋生物を守ろうと、名護市のリゾートホテルと沖縄観光コンベンションビューローが「海の日」に合わせて開きました。

16日は名護市のブセナビーチに家族連れなどおよそ250人が集まり、まず、沖縄代表する魚、タマンは3センチほどの稚魚が1メートル近くまで大きくなると説明を受けました。

このあと、子どもたちはタマンの稚魚が入ったバケツを受け取り、海に入って次々と放流しました。

放流されたタマンの稚魚はおよそ1200匹で、子どもたちは「バイバイ、元気でね」などと声をかけて、稚魚が泳いでいく姿を見守っていました。

名護市の小学4年生の男の子は「放流して楽しかったです。魚が大きくなってほしいです。海をきれいにしたいです」と話していました。

リゾートホテルの比嘉靖副支配人は「この体験を通して沖縄の生き物を知ってもらい、環境保護にもつなげていきたいです」と話していました。