県が新型コロナ入院者数を毎日公表 10日は970人

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、沖縄県は、県内の入院者数について今月末まで、毎日公表することを決め、10日は970人になったことを明らかにしました。

新型コロナの入院者数をめぐっては、感染症法上の分類が「5類」に移行した5月以降は県が、週に一度、木曜日に、日曜日までの1週間分をまとめて公表しています。

しかし、感染の急拡大に伴って医療提供体制がひっ迫する中、最新の感染状況を知りたいという声が寄せられ、県は、10日から、今月末まで毎日、県内の入院者数について公表することを決めました。

県によりますと、10日の入院者数は、午前11時現在、970人となり、一時1000人を超えた先週と比べてやや減っていますが、依然高い水準が続いているということです。

入院者数は、コロナ専用病床の空き状況を医療機関などがリアルタイムで共有する県独自のシステムで暫定的に把握したもので、新型コロナ関連の情報を発信する県のLINEのアカウント「RICCA」で、毎日午後5時に公表されるということです。