村議会の建物を図書館に 議員席や机を活用しオープン

大宜味村ではことし3月まで村議会として使われていた建物が、議員席や机を活用し新たに図書室としてオープンしました。

大宜味村では、ことし5月に新たな役場の庁舎が完成し、村議会も先月の定例会から新しい建物が使われています。

ことし3月まで40年間使われていた、議場などが入った建物は、耐震性などに問題が無かったことから、図書室として活用されることになり、今月3日にオープンしました。

新しい図書室は、これまでの設備が生かされ、利用者は、議員席や机を使って、読書をしたり、調べ物をしたりすることができます。

また、図書室には、およそ6000冊の蔵書があり、今後もこの建物を活用して、大宜味村に関する書籍などを並べたいとしています。

大宜味村教育委員会の宮城光一係長は「議会を活用した図書室ですので、来てもらった人には楽しんでもらえると思っています。ぜひ村民の方に利用してもらいたいです」と話していました。