玉城知事が北京に到着 経済や観光で交流を深めたい考え

玉城知事は、3日から中国・北京を訪れています。
中国政府の要人とも意見交換し、特に経済や観光の分野で交流を深めていきたい考えです。

4年ぶりの中国訪問となる玉城知事は3日午後、北京に到着しました。

日程は5日間で、5日までは河野洋平元衆議院議長を団長とする「日本国際貿易促進協会」の訪問団に参加します。

沖縄県はこの訪問団に仲井真県政時代から参加していて、今回、玉城知事は訪問団の一員として中国政府の要人と面会するほか、貿易などを所管する商務部を訪れて意見交換を行う予定です。

また6日からは沖縄県と友好関係にある福建省の福州市を訪れることにしています。

今回の中国訪問について玉城知事はこれまで、「経済や観光の相互発展を目指していきたい」と述べ、特に経済や観光の分野で交流を深めていきたい考えを示しています。

そのうえで「沖縄としてはアジア全体の平和を願い、地域間でつながりを続けていきたい」と述べていて、こうした考えを中国側に伝えることにしています。