今帰仁村で風鈴まつり 使用済みのペットボトルで作る

使用済みのペットボトルで作った風鈴の涼しげな音色が楽しめる「風鈴まつり」が今帰仁村で開かれています。

「風鈴まつり」は地元の商工会女性部が涼しげな雰囲気を感じてもらうとともに、古くから魔よけの意味もある風鈴の音色を聞いて無事に過ごしてもらおうと初めて開いています。

今帰仁村の保健センター前の広場には、女性部のメンバーがおよそ1か月かけて使用済みのペットボトルを使って手作りした風鈴およそ1000個が12メートルにわたってつるされています。

先月末には地元の保育園の園児20人余りが訪れ「勉強がすきになりますように」とか「戦争がおきませんように」などの願いを書いた短冊を風鈴につけていました。

青空の下、時折吹く風で揺れる風鈴はセミの声に混じって涼やかな音を響かせていました。

男子園児は「戦争が起きないように願いました。風鈴はきらきらしてきれいでした」と話していました。

今帰仁村商工会女性部の仲宗根順子部長は「世界では戦争などもありますが、皆さんに風鈴の音に癒やされてもらい、音と風を感じてもらいたいです」と話していました。

「風鈴まつり」は、今月9日まで今帰仁村の保健センター前の広場で開かれています。