那覇市中心部 観光客にぎわう 新型コロナ急拡大に心配の声も

県内は1日、各地で気温が上がり真夏日となりました。
那覇市中心部は多くの観光客でにぎわっていましたが、新型コロナの急拡大を心配する声も聞かれました。

1日の県内は、高気圧に覆われ晴れたところが多く気温が上がり、北大東空港で32.9度、那覇市で32度ちょうど、与那国島で31.6度など各地で真夏日となりました。

那覇市中心部の国際通り周辺は多くの観光客でにぎわっていましたが、新型コロナの急拡大を心配する声が聞かれました。

兵庫県から訪れた50代と20代の親子は「日焼けしてしまうので日傘が欠かせないです。感染したくないので室内ではマスクを着用しています」と話していました。

大阪から訪れた40歳の会社員の男性は「社員旅行で来ました。地元でも感染者が増えていて、室内ではマスクを着用するようにしています」と話していました。

那覇市中心部の居酒屋の店長は「梅雨が明けて観光客も戻ってきていますが、コロナも心配です。早く収束してほしいです」と話していました。

一方、観光客からは「マスクをつけても感染するので着用しません」とか、「感染の急拡大についてまったく気にしていないです」などといった声も聞かれました。

県内では、先月25日までの1週間の新型コロナの医療機関1つあたりの平均患者数は39.48人と全国で最も多く、感染が急拡大していて、県医師会が発熱時には外出を控え、救急医療は適正に利用するよう呼びかけています。