会員制スーパー「コストコ」 県内で初めて南城市に出店へ

アメリカに本社がある会員制の大型スーパー「コストコ」が、来年8月、県内で初めて南城市にオープンすることになりました。

アメリカに本社がある「コストコ」は、倉庫のような大型店舗で幅広い商品を販売する会員制のスーパーで、県内では初めて南城市にオープンします。

29日は、市役所で地元の古謝市長と、全国で店舗を展開する「コストコホールセールジャパン」のケン・テリオ日本支社長が共同で記者会見を行いました。

支社長によりますと、出店する「沖縄南城倉庫店」は、沖縄東道路のつきしろインターチェンジ近くに建設され、およそ5万9000平方メートルの敷地に、車880台を収容する駐車場を整備するということです。

敷地内にはガソリンスタンドを、店舗内にはフードコートの設置を予定していて、1日3000人から6000人の買い物客を想定しているということです。

また、今回の出店にあたり300人から400人を雇用し、このうちの54%を正社員として、時給は1600円からを計画しているということです。

古謝市長は「街のにぎわいや若者の定住促進など大きな経済効果が見込まれる。さらなる魅力ある街づくりを進めたい」と話していました。

「コストコホールセールジャパン」では南城市や周辺自治体との災害協定の締結も検討していて、災害時には物品や電力の提供を行いたいとしています。

沖縄南城倉庫店は、来年8月のオープンを予定しています。