700人余りが参加 読谷村でハーリー大会

読谷村の地域の人たちが参加してハーリー大会が開かれました。

ことしで39回目となる読谷村の宇座海岸で開かれた大会には、村内から職場や友人、自治会などで作る60チーム、700人余りが参加しました。

大会は「サバニ」にこぎ手や鐘をたたく人、さらにかじ取り、あわせて12人が乗り込み、往復400メートルのコースを速さを競うもので、参加したチームは、「ハイ、ハイ」と声をあわせて力強いかいさばきを見せ、波しぶきをあげながらゴールを目指していました。

中には、こぎ手の呼吸が合わず転覆するチームも見られました。

梅雨明けし、厳しい日ざしが照りつける中、海岸では、それぞれのチームの応援団が、手をたたいたりして声援を送っていました。

村内のリゾートホテルのチームで参加した女性は「転覆せずにちゃんとゴールができてよかった。みんなと楽しい思い出となり、ハーリーに触れることできたので、これからの夏に向けて頑張っていきたい」と話していました。

また、同級生のチームで参加した51歳の男性は「こぐのは疲れましたが、みんなとに一緒に楽しかったです」と話していました。