石垣島でSUPをしていた家族が沖合に流される まもなく救助

18日、石垣島の海岸で「SUP」=スタンドアップパドルボードをしていた家族が沖合に流され、まもなく救助されました。
海上保安部は、SUPを行う際にはライフジャケットを着用し連絡手段を確保するよう呼びかけています。

18日午前9時45分ごろ、石垣市桴海の「青の洞窟」から北におよそ300メートル沖合で「SUPが流され戻れなくなった」と消防を通じて石垣海上保安部に通報がありました。

海上保安部によりますと、流されたのは市内に住む40代の夫婦と3歳の子どもで、3人は18日午前8時ごろから「青の洞窟」近くでスノーケリングやSUPを楽しんでいたということです。

午前9時半ごろにSUPをしていた妻と子どもが沖合に流されそれを見た夫が救助に向かいましたが、離岸流の影響で戻れなくなったと話しているということです。

通報から15分後、3人は近くのダイビング船に救助され、いずれもけがはありませんでした。

夫婦はウエットスーツを着用し、子どもの腕には浮き輪を付けていたということです。

海上保安部は、SUPは風や波の影響を受けやすいため、始める前に気象情報を確認するとともに、必ずライフジャケットを着用し、携帯電話を防水パックに入れて連絡手段を確保することなどを呼びかけています。