那覇空港の小型機エンジン火災 国の運輸安全委が原因調査へ

16日昼前、那覇空港の駐機場で小型機のエンジンから煙が出てその後、エンジン内部に火災のあとが見つかりました。
国の運輸安全委員会が調査官を派遣して事故原因を調べることにしています。

16日午前11時半すぎ、那覇空港の駐機場で奄美空港に向けて出発する予定だった小型機のエンジンから煙が発生し消火活動が行われました。

パイロット1人が搭乗していましたが、機体の外に出てけがはありませんでした。

また、旅客機の運航に影響は出ませんでした。

国土交通省によりますと、エンジンを始動させたあと左側のエンジンから焦げた臭いがして、さらに内部が高温になったことを示すライトが点灯したということです。

このためパイロットがエンジンを停止させましたが、その後、煙りが出ているのが確認されたということです。

その後の調査で、エンジン内部に火災のあとが見つかったことから航空事故と認定されました。

国の運輸安全委員会は18日以降、事故調査官2人を那覇空港に派遣し、機体の状況を調べたり関係者から話を聞いたりして事故の原因を調べることにしています。