与那国町が台湾の花蓮市との間で高速船の試験的就航を検討

台湾との海の定期航路の開設を目指す与那国町は、来年3月に姉妹都市の台湾の花蓮市との間で試験的に高速船を就航させる方向で検討を進めています。

与那国島は台湾まで110キロほどの距離にあり、戦前や終戦直後は人や物資が盛んに行き交ったことから、与那国町は台湾東部の花蓮市と姉妹都市協定を結んでいます。

町は、台湾との人的・経済的交流を活発化させ、町の活性化につなげようと、花蓮市との間に海の定期航路の開設を目指していて、平成30年度から予算を計上して調査を行っています。

町によりますと、現在、チャーターする船舶の見積もりを台湾の運航会社に依頼していて、終わり次第、国に補助金の申請を行い、財源のめどがつけば、来年3月に花蓮市との間で試験的に高速船を運航させるということです。

計画では、双方の自治体の関係者などおよそ50人が高速船に乗って2往復する予定だということです。

町の港に入港する際は、税関や出入国審査、それに検疫の手続きが必要で、今後、関係機関と協議を進めることにしています。

与那国町の担当者は「台湾との交流が再び盛んとなるように定期航路の開設に向けた試験的な運航を着実に行いたい」と話しています。