台風3号 12日ごろにかけ沖縄地方に接近のおそれ

フィリピンの東にある台風3号は暴風域を伴いながら北寄りに進んでいます。
今月11日ごろから12日ごろにかけて沖縄地方に接近するおそれがあり、気象庁は台風の進路などの情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、台風3号は8日午後3時にはフィリピンの東の海上を1時間に15キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が、また中心の東側440キロ以内と西側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は今後も発達しながら強い勢力で日本の南の海上に進む見込みで、11日ごろから12日ごろにかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。

台風の影響で、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、11日ごろから次第にしける見込みです。

また、台風の進路によっては大東島地方では11日ごろから12日ごろにかけて大しけや暴風になるおそれがあります。

気象庁は台風の進路などの情報に注意するよう呼びかけています。