中国海警局の船2隻が領海侵入 沖縄 尖閣諸島の沖合

中国海警局の船2隻が領海侵入 沖縄 尖閣諸島の沖合

8日正午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船2隻が日本の漁船1隻の動きにあわせるように相次いで日本の領海に侵入しました。
海上保安本部がただちに領海から出るよう警告を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船2隻が8日午前11時53分ごろ、南小島の沖合で日本の漁船1隻の動きにあわせるように相次いで領海に侵入しました。

正午現在、南小島の南南東およそ20キロの領海内を航行している漁船1隻の周辺の海域を航行しています。

海上保安本部が周囲に巡視船を配備して安全を確保するとともに、ただちに領海から出るよう警告を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは先月24日以来で、ことしに入って17件目です。