台風2号 10人重軽傷 倒木相次ぐ

警察や消防によりますと、県内では1日、台風2号の強い風にあおられて転倒する人が相次ぎ、高齢者を中心に10人がけがをしました。
このうち1人は重傷です。

【人的被害】。
西原町では1日夜、85歳の女性が自宅の外階段を使って2階から1階に降りようとした際に転倒し、病院で手当を受けていますが、重傷だということです。

また、同じ西原町では1日の朝、80代の女性が風にあおられて転倒し、足に軽いけがをしました。

那覇市内では1日、歩いていた70代の女性や69歳の女性、自転車に乗っていた70歳の女性や66歳の男性、バイクに乗っていた60歳や27歳の男性のあわせて6人がいずれも風にあおられて転倒し軽いけがをしました。

沖縄市では1日の昼前、屋外で台風対策をしていた86歳の男性が風にあおられて転倒し、頭を打って軽いけがをしたほか、南城市では70代の女性が風にあおられて転倒し、軽いけがをしたということです。

【倒木被害など】。
このほか沖縄市ではマンションの外壁の一部が、北中城村では住宅の擁壁が崩れるなどしたほか、県内各地で倒木に関する通報が相次いだということです。