台風2号接近 県内の空や海の便に影響(12:00)

台風2号の接近に伴い、県内の空や海の便に影響が出ています。

31日、正午現在の状況です。

【空の便】
空の便のうち欠航が決まっているのは、全日空は新石垣や宮古から那覇や羽田などを結ぶ便のあわせて27便となっています。

また日本トランスオーシャン航空が那覇と宮古、新石垣を結ぶ便などあわせて20便、琉球エアーコミューターが新石垣と宮古、与那国を結ぶ便などあわせて19便、日本航空が那覇と羽田を結ぶ便などあわせて5便の欠航が決まっています。

このほかスカイマークは下地島と那覇や羽田、神戸を結ぶあわせて8便、ピーチ・アビエーションは新石垣と成田や関西などを結ぶあわせて8便、ソラシドエアは新石垣と那覇を結ぶあわせて4便、ジェットスターは下地島と成田を結ぶあわせて2便の欠航が決まっています。

航空各社は今後も県内の空港を発着する便に欠航や遅れなどの影響が出る可能性があるとしています。

【海の便】
海の便も欠航が出ています。
那覇の泊港と周辺の島を結ぶすべての便、うるま市の平敷屋港と津堅島を結ぶ便、南城市の安座間港と久高島を結ぶ便、本部町の渡久地港と水納島を結ぶ便が欠航しています。

また石垣島と竹富島など周辺離島を結ぶ便や、宮古島と多良間島、大神島を結ぶ便が欠航しています。

各社は最新の運航状況はホームページで確認するよう呼びかけています。

宮古島市の宮古空港では、31日午後に発着する多くの便の欠航が決まっています。

この影響でふだんは混み合っているロビーも利用客は少なく閑散としていました。

また、ものが飛んできてもガラスが割れないように一階の窓や出入り口のドアの前にネットがかけられていました。

大阪から観光で宮古島を訪れた60代と70代の夫婦は「宮古島に初めて来ました。海を回りたかったですが厳しいと思うので動ける範囲で観光したいと思います」と話していました。

観光で訪れた20代の東京の女性は「本当は午後7時の便で帰る予定でしたが早めました。もっと長くいたかったです」と話していました。

沖縄本島に帰る50代の会社員は「もう少し遅い便で帰る予定でしたが欠航が決まったので急いで便を早めました。沖縄本島に帰ったあとも時間差で台風が来ると思うので対策しようと思います」と話していました。