5類移行で初の新たな県の対策会議 ”基本的な感染対策を”

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことを受けてこれまでの対策本部会議に代わる新たな会議が初めて県庁で開かれ、玉城知事は県内の新型コロナの感染が拡大傾向にあるとして基本的な感染対策をとるよう改めて呼びかけました。

会議は29日県庁で開かれ、このなかで玉城知事は県内54の医療機関から今月21日までの1週間に報告された新型コロナの患者が583人で、1医療機関あたりは10.80人だったことについて「インフルエンザであれば注意報が出されるレベルだ」とした上で、県内では感染が拡大傾向にあるという認識を改めて示しました。

そして、換気の悪い場所や人混みを避けるなど基本的な感染対策をとり、高齢者など重症化リスクが高い人たちを感染から守るよう呼びかけました。

会議は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことを受けて、これまでの県の対策本部会議に代わり新たに設置されたもので、今後は感染状況に急激な変化などあった場合に開催されるということです。