台風２号 火曜日以降に沖縄接近のおそれ 高波に警戒を

大型で非常に強い台風２号は、来週火曜日以降、沖縄地方に接近するおそれがあります。
先島諸島では、２９日、来週月曜日から大しけになる見込みで、うねりを伴った高波に警戒してください。

気象庁の観測によりますと、大型で非常に強い台風２号は、２７日午後６時にはフィリピンの東の海上を１時間に２０キロの速さで西へ進んでいます。

中心の気圧は９２５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルです。

台風はこのあとも西寄りに進み、次第に向きを北寄りに変えて、来週火曜日以降、非常に強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあります。

台風の接近に伴い、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴いしけていて、先島諸島では２９日、来週月曜日から、沖縄本島地方では来週火曜日ごろから大しけになる見込みです。

予想される波の高さは、いずれもうねりを伴い、２８日は、先島諸島、沖縄本島地方、大東島地方でいずれも５メートル、２９日は先島諸島で７メートル、沖縄本島地方と大東島地方で５メートルです。

また、沖縄地方では、２８日から東または北東の風が強まる見込みで、台風の進路によっては、先島諸島では来週火曜日ごろから暴風になるおそれがあります。

予想される最大瞬間風速は、２８日、先島諸島と大東島地方で２５メートルです。

気象台はうねりを伴った高波に警戒するよう呼びかけています。