大型連休以降マリンレジャーの事故相次ぐ 海保が安全呼びかけ

沖縄では大型連休ごろから夏のマリンレジャーシーズンを迎えていますが、15日までに4人が事故に遭っていて、このうち1人が死亡していて海上保安本部は安全対策を呼びかけています。

第11管区海上保安本部によりますと、ことしに入って15日までにマリンレジャー中に事故に遭った人は14人で、このうち4人が死亡しています。

特に大型連休以降は15日までに4件の事故が発生し、1人が死亡しています。

今月14日には渡嘉敷島の沖合でダイビングツアーに参加していた三重県の50代の男性が体調不良を訴え、船に上がったものの意識不明となり死亡しました。

一方、今月5日には、宮古島の北にある国内最大級のサンゴ礁群の「八重干瀬」でスノーケルツアーに参加していた宮城県の50代の男性が溺れましたが、救助され心臓マッサージを受けて意識を回復しています。

第11管区海上保安本部交通安全対策課の島袋光和課長は「事故を未然に防ぐため、自分自身の体調に気をつけ監視員がいるビーチで泳いでほしい。さらに保護者は子どもから目を離さないようにして安心安全に沖縄の海を楽しんでもらいたい」と呼びかけました。