新型コロナの位置づけ変わる マスク外すことを決めた保育所も

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが変わったことを受けて、国が3月にマスク着用の考え方を見直した時点でも子どもたちに着用を求めてきた県内の保育所ではマスクを外すことに決めた所があります。

国がことし3月にマスク着用の考え方を見直し、個人の判断に委ねた時点でも那覇市内のこの保育園では、感染状況を考慮して3歳児クラス以上の園児にはマスク着用を求めていました。

しかし、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じとなったことを受けて、8日からはマスク着用を求めるのをやめました。

園内では9日、子どもたちがマスクをつけずに友だちとの会話を楽しみながら母の日のプレゼントを作っていました。

また、声を出して笑顔でリズム遊びを楽しむ様子が見られました。

園では今後、コロナ禍で中止していた水遊びなどの行事も復活させるということです。

5歳児クラスの男の子は、「お友達の顔がよく見えるのでうれしい」と話してました。

ペリー保育園の賀数彩子看護師兼保育主任は「マスクを外すことで子どもたちの表情がとても豊かになったと思います。はやっている感染症や予防などについて保護者と一緒に連携をとりながら対応していきたい」と話していました。