沖縄 石垣の寺で「花まつり」釈迦の誕生を祝う

仏教の開祖、釈迦の誕生を祝う「花まつり」が7日、石垣市の寺で開かれました。

石垣市の南海山桃林寺では、およそ2500年前の4月に釈迦が誕生したという仏教の言い伝えにちなんで、毎年この時期に「花まつり」を開いていて、ことしは3年ぶりに通常どおり開催されました。

子どもたちは、「花御堂」という小さなお堂に置かれた釈迦の像にひしゃくで甘茶をかけるなどして誕生日を祝いました。

このあと、寺の関係者が釈迦の誕生を描いた紙芝居を披露し、美しい花びらが舞う中で生まれ、誕生日にはたくさんの花を供えて祝うようになったという「花まつり」の由来を説明していました。

小学2年生の男児は「お釈迦様の誕生日のことは知りませんでしたが、楽しかったです」と話していました。

小学1年生の女児は「お釈迦様の像に甘茶をかけるのが楽しかったです」と話していました。