22日の旧正月を前に公設市場に食材求める買い物客 糸満
22日の旧正月を前に、糸満市の公設市場では正月料理の食材などを買い求める人たちが訪れています。
糸満市の公設市場には、正月用の花や仏壇や玄関に飾る松の枝や竹のほか、正月料理に欠かせないかまぼこなどが並んでいます。
早くも旧正月の雰囲気が漂う中、午前中から買い物客が品定めする姿が見られました。
また、精肉店では、仏壇に供えるために予約していた三枚肉や中身汁などの材料を客が次々に受け取っていました。
ことしは去年と比べて人出が多いということで、客は家族と過ごす旧正月を思い浮かべながら買い物を楽しんでいる様子でした。
三枚肉を購入した豊見城市の70代の女性は「三枚肉たっぷりでちょっとごちそうを作ろうと思っています。クーブイリチーやイナムドゥチとか作りたいです」と話していました。
また、松の枝などを購入した糸満市の80代の女性は「ことしこそコロナもなくて健康ですばらしい一年にしたいですね」と話していました。
糸満市場いとまーる商店会の赤嶺康弘副会長は「コロナ禍という大変な時期ではありますが、旧正月を親族と集まって祝うというのが復活している傾向にあるのかなと思います。昔ながらの華やかな感じで旧正月を迎えられたらいいなと思います」と話していました。