参院特別委 PFAS問題で市民グループから聞き取り

参議院で沖縄・北方問題を扱う特別委員会が、有機フッ素化合物=PFASの問題に取り組む市民グループから聞き取りを行い、三原じゅん子委員長は政府が調査を行うことになるという見通しを示したうえで、委員会として後押ししていく考えを示しました。

参議院で沖縄・北方問題を扱う特別委員会は、4年ぶりに沖縄の視察を行っていて、与野党の国会議員10人が17日から経済振興や基地問題について調査しています。

18日は、宜野湾市の普天間第二小学校を訪れ、有機フッ素化合物=PFASの問題に取り組む市民グループ「宜野湾ちゅら水会」から聞き取りを行いました。

小学校の敷地の土壌からは、グループの調査でアメリカで定められた基準を上回る濃度のPFASが検出されていて、議員たちはメンバーから、隣接するアメリカ軍普天間基地が汚染源の可能性があると説明を受けました。

説明をした市民グループの照屋正史さんは「われわれの調査だけでは十分と言えず、基地内に立ち入りをしないと原因が分からない。そのことを分かってほしいと伝えた」と話していました。

このあと、議員たちは県庁を訪れて照屋副知事などと会談し、県全体のPFASの汚染問題について意見交換をしました。

会談のあと、特別委員会の三原じゅん子委員長は、記者団に対し「市民団体の皆さんが大変不安に思ってるのを強く感じた。政府が今後、調査という方向に向かうと思うが、委員会としてもしっかりと後押しをしていく」と話していました。

また、照屋副知事は「国がアメリカ政府に対し、アメリカ軍基地が汚染源である蓋然性が高いとして、基地内の調査を認めさせることを期待している」と話していました。