図書館にサイバー攻撃 新システムで通常貸し出し再開へ 那覇

那覇市にある図書館の本の貸し出しなどに使われるシステムがサイバー攻撃を受けてから13日で3か月です。
攻撃を受けた施設では新たなシステムの導入が進み、来週、順次通常どおりの貸し出しサービスが利用できるようになります。

去年10月、那覇市の8つの図書施設で本の貸し出しや予約、資料の検索などに使われるシステムがサイバー攻撃を受け、8か所すべての施設でシステムが使えなくなりました。

このため図書施設では本の貸し出しに伴う手続きを手作業で行うことを余儀なくされていて、別の新たなシステムを導入し、本のデータを入力し直すなどの作業が進められています。

この作業に伴い
▽17日は牧志駅前ほしぞら図書館と繁多川図書館が
▽19日は小禄南図書館と若狭図書館が
▽20日は中央図書館が
休館になります。

いずれの施設も作業が終わりしだい、通常どおりの本の貸し出しサービスを再開するとしています。

また本の予約については来月中に再開したいとしています。

那覇市立中央図書館の島袋元治館長は「今まで3冊までということでご不便もおかけしましたが、冊数の制限なく借りられるようになります。予約についてはいましばらくかかりますので、ご了承ください」と話していました。