「認可外保育園に運営費の支援を」沖縄市で新団体設立
沖縄市内の一部の認可外保育園が県などに対して運営費の支援を求めていくため今月16日、新たな団体を設立しました。
新たに設立されたのは市内のあわせて14の認可外保育園が参加する「沖縄市認可外保育連盟」で、設立総会には、関係者などおよそ30人が集まりました。
認可外に対する自治体からの補助は認可と比べると少なく連盟では、保護者や子どものニーズに合った保育を提供していくため県などに財政的な支援を求めていくことを目的に設立されました。
具体的には今後、保育士の処遇改善を始め、給食や教材の費用の補助など運営費の支援を求めていくということです。
連盟の会長を務める「こころ保育園」の仲地薫園長は「認可外保育施設の運営費の9割以上が保護者からの保育料です。
簡単に保育料も上げられず運営も苦しいところがあり、もう少しいい処遇で保育士などに仕事をしてほしいという思いで団体設立を決意しました」と話していました。