pokke104さんと住民が国頭村の公民館に壁画

国頭村の公民館の外壁に地域の美しい自然や伝統の祭事をテーマに絵を描こうと、3日地元の人などがアーティストと一緒に色を塗りました。

国頭村の安田公民館では、地域をPRしようと、県出身のアーティスト「pokke104」さんが、11月中旬から壁画の制作を進めています。

地元の人なども一緒に制作しようと、3日は15人ほどが参加して色を塗りました。

外壁には、国の天然記念物のヤンバルクイナなど貴重な生き物や自然のほか、国の重要無形民俗文化財で、五穀豊穣と無病息災を願い地元で400年以上前から伝わる「安田のシヌグ」と呼ばれる祭事がデザインされています。

参加した小学3年生の女子児童は、「縁に沿って色を塗るのが難しかったけど、うまくできました。ぜひ見てほしいです」と話していました。

壁画を制作する「pokke104」さんは、「地元の人たちが400年に渡ってつなげてきた思いを壁画で伝わるように作っています。安田は自然や文化、それに人々も世界に誇れるものがあり、壁画を通して多くの人に知ってもらいたいです」と話していました。