那覇と韓国のインチョンの国際線 1日から本格的に再開

新型コロナウイルスの影響で運休が続いていた那覇空港と韓国のインチョン空港を結ぶ国際線の運航が、1日から本格的に再開しました。

那覇空港とインチョン空港を結ぶ直行便は、新型コロナの影響でおととし3月ごろから運休が続いていましたが、▽大韓航空、▽ジンエアー、▽チェジュ航空の3つの航空会社が1日から本格的に運航を再開しました。

1日午前10時半ごろ大韓航空の旅客機が最初に到着し、ロビーではミス沖縄の當山可凜さんが出迎え、沖縄の観光ガイドや地図などが入ったバッグを手渡しました。

今月下旬には同じ韓国の▽ティーウェイ航空と▽アシアナ航空も定期便の運航を再開する予定です。

韓国から夫婦で訪れた男性は「コロナの規制が緩和されて初の海外旅行です。沖縄の人に会って心に触れてみたく歴史も見たくて来ました。きょうは那覇を観光します」と話していました。

また親子3世代で訪れた女性は「コロナが広がる前に夫婦で訪れた宮古島がすばらしく、今回は父がことし70歳になるのを記念して家族で来ました。水族館に行きたいです」と話していました。

那覇空港の国際線は台北や香港を結ぶ便も再開していますが、沖縄コンベンションビューローによりますと、今月の海外から訪れる人は2万2000人の見通しで、コロナ禍の前の2019年度と比べると12%にとどまっているということです。