日米の子どもたちがお茶をたて抹茶を味わう体験会 国頭村

国頭村で地元の子どもたちと県内に住むアメリカ人の子どもたちに、お茶をたてて日本の伝統文化を知ってもらおうという体験会が開かれました。

この体験会は、沖縄とアメリカの子どもたちに、伝統文化を知ってもらおうと、日本の文化を世界に発信する取り組みを行う、名古屋市のNPOが企画しました。

国頭村の辺土名地区公民館には、地元の辺土名小学校6年生と県内に住むアメリカ人の子どもたち、合わせて10人が参加しました。

NPOの人たちが講師を務め、茶会での礼儀やお茶の作法について説明しました。

このあと、子どもたちは茶せんでお茶をたて、抹茶の奥深い味わいを楽しんでいました。

参加した地元の小学6年生の女子児童は、「お茶の泡を立てるのが、むつかしかったが、おいしかったです。アメリカ人とも交流できて楽しかった」と話していました。

また、北谷町から参加したアメリカ人の女の子は「こういうふうに、日本を学ぶことができてうれしいです」と話していました。

取り組みを行ったNPO「桜茶meet」の河合顕子代表は「お茶の本質である相手を思いやる心を育んでもらい、小さいうちに日本とアメリカのお友達ができることで、平和にもつながると思います」と話していました。