日本ハムが沖縄出身の金村尚真投手に指名のあいさつ
プロ野球のドラフト会議で日本ハムから2位で指名された、豊見城市出身で富士大学の金村尚真投手が球団から指名のあいさつを受け、「長くプロ野球で活躍する投手になりたい」と意気込みを語りました。
岩手県花巻市の富士大学には27日午前11時ごろ、日本ハムの大渕隆スカウト部長などが訪れ、ドラフト会議で2位で指名した金村投手に指名のあいさつをしました。
金村投手は豊見城市出身の22歳。
正確なコントロールと6種類の変化球を投げる右ピッチャーで、富士大学では北東北大学野球のリーグ戦で1年春から先発として活躍し、4年間、7シーズンで36試合に登板し25勝をあげました。
指名あいさつの後、会見した金村投手は「持ち味のコントロールを評価していただいてありがたいです。長くプロ野球で活躍する投手になりたい」と意気込みを語りました。
また日本ハムが来シーズンから新球場で試合をすることについては「新球場でのプレーは楽しみです。野球をやっている子どもたちに活躍を見てもらい、目標にされる投手になりたい」と話しました。
会見のあと金村投手に担当スカウトから、新庄剛志監督が「志は剛く」とスタンプを押した色紙や、稲葉篤紀ゼネラルマネージャーのサインが書かれたドラフト会場への入場証などがプレゼントされ、金村投手は笑顔をみせていました。
日本ハムの大渕スカウト部長は「完成度の高さや打者のインコースを突く投球を評価している。監督の信頼を勝ち取り、さまざまな場面で起用される投手になってほしい」と期待を込めていました。