沖縄県の有効求人倍率 8月は1.04倍 改善傾向続く

沖縄の8月の有効求人倍率は1.04倍で、夏の観光シーズンで観光客が増えたことによって観光関連を中心に求人が増え、改善傾向が続いています。

有効求人倍率は、仕事を求めている人1人に対し、何人の求人があるかを示す指標です。

沖縄労働局によりますと、8月の県内の有効求人倍率は前の月から0.03ポイント改善して1.04倍で、7月に続き1倍を超えました。

沖縄労働局は、8月は感染対策として地域をまたぐ行動制限が行われなかったため、観光客が順調に増え、宿泊業や飲食サービス業を中心に求人数が安定的に上昇し、その波及効果で、食品製造業や卸小売、生活関連サービス、娯楽業などで求人の増加が続いたとしています。

県内に5か所あるハローワークのうち、宮古の有効求人倍率は2か月連続で2倍を超えていて、宮古と八重山では業界、業種を問わず人手不足だということです。

また県によりますと、8月の県内の完全失業者は2万6000人と、前の年の同じ月と比べて2000人減少し、完全失業率は0.3ポイント改善して3.4%でした。

沖縄労働局の西川昌登局長は「円安に伴う原材料高などコスト上昇が続く一方、人手不足感も強まっている。今後の雇用情勢への影響を注視する必要がある」と話しています。