PCR検査結果出るのを待たず航空機で移動し感染判明する例も

沖縄県石垣市では、PCR検査を受けた観光客が検査結果が出るのを待たずに航空機で移動し、その後、新型コロナへの感染が判明するケースがあるということで、検査を行っている病院の医師は「感染拡大の防止のために検査結果が出るのを必ず待ってほしい」と呼びかけています。

PCR検査を行っている沖縄県石垣市新川にある「かりゆし病院」の境田康二院長によりますと、島に滞在中に新型コロナの症状が出るなどして検査を受ける観光客が一日に数人程度いるということです。

中には、検査結果を伝えるために連絡を取ろうとしても携帯電話が圏外となって通じない状態が続き、連絡が取れた時にはすでに航空機で本土に移動したあとだったというケースが数件、確認されているということです。

境田院長は「機内で周りの人などに感染させてしまう可能性もあるので結果をきちんと確認し、陽性であれば、10日間の療養をきちんと守ってほしい」と訴えています。

その上で、旅行前に陰性を確認してもその後、陽性となる可能性もあることから解熱剤などを多めに用意するなど対策や準備をして旅行してほしいと呼びかけています。

境田院長は「市内の宿泊療養施設が観光客で8割近く埋まっているという実情もよく考えていただきたい」と話していました。

一方、市内で観光案内の業務に従事している男性は「けさも『38度の熱があるが観光を続けたい。どうしたらいいか』と電話をしてきた人がいた。発熱外来を案内したがよく考えて観光してほしい」と話していました。