石垣市議会が中国に抗議決議 弾道ミサイルのEEZ内落下で

石垣市議会が中国に抗議決議 弾道ミサイルのEEZ内落下で

今月4日に、中国軍が発射した弾道ミサイルが先島諸島に近い日本のEEZ=排他的経済水域に落下したことを受けて、石垣市の市議会は中国に抗議する決議を可決しました。

中国軍が今月4日から、台湾を取り囲むように行ってきた大規模な「重要軍事演習」は、7日予告した期日が過ぎましたが、中国軍は8日も軍事演習を継続させています。

4日には中国が発射した弾道ミサイル6発が沖縄県周辺の訓練海域に落下し、このうち5発が、波照間島の南西の日本のEEZ=排他的経済水域の内側に、1発が与那国島の北北西に落下したと推定されています。

これについて、石垣市の市議会は、8日開かれた臨時会で、中国に抗議する決議案を全会一致で可決しました。

決議では「中国の一連の行動は我が国の安全保障および国民の安全に関わる重大な問題であり、石垣市を含む地域および国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるものだ」などとして、中国に厳重に抗議するとしています。

また、同時に全会一致で可決された政府や県への意見書では、安全保障体制の強化を図り住民が安全に生活し、不安におびえることがないよう対策を講じるよう求めています。

石垣市議会では、抗議決議を東京の中国大使館に、意見書を日本政府の関係閣僚などに、それぞれ送ることにしています。