弾道ミサイル 波照間島周辺の海に落下 地元では驚きの声
中国の弾道ミサイルが4日、沖縄県の波照間島の周辺の海に落下したことについて、地元では驚きの声が聞かれました。
このうち、波照間島の住民の代表、仲底善章公民館長は「ミサイルを飛ばすなど、まさかそこまでやるとは思いませんでした。できれば軍事演習など行えないような状況を外交で作り上げ、常に話しをすることが大事だと思うし、それぞれの国の立場を理解したうえで、お互いが歩み寄るしかないのではないかと思う」と話していました。
また、波照間漁船組合の金武清也組合長は「まさか最南端の小さな島の近海で、このようなことが起きるとは全く想像していませんでした。ミサイルが来たことは脅威で、政府には国民の生命財産を外交努力で守ってもらいたいです。遠方まで漁をする仲間もいるので今後は危険を伴うのではないかと心配しています」と話していました。
島の観光スポット、ニシ浜に海水浴で福島県から訪れた女性は、「ミサイルの件は携帯電話で知りました。何かあったとは感じられないくらい静かですが、こんなことが起きるんだと驚いています」と話していました。