沖縄県 新型コロナ 過去最多の6180人感染 4人死亡

沖縄県は3日、新たに過去最多となる6180人が新型コロナに感染が確認されたと発表しました。
また、勤務できない医療従事者は6日連続で1200人を超え、医療体制がひっ迫した状態が続いています。

県によりますと、新規感染者は6180人で、初めて6000人を超え、1日に公表される新規感染者の数としては、これまで最も多かった先月30日の5762人を上回り、過去最多を更新しました。

先週水曜日と比べると1364人増加しています。

年代別では、多い順に40代が1013人、10歳未満が999人、30代が933人、10代が730人、20代が709人、50代が665人、60代が534人、70代が330人、80代が178人、90歳以上が78人で、不明が11人です。

地域別では、多い順に那覇市が1155人、沖縄市が594人、うるま市が517人、宜野湾市が491人、浦添市が488人、豊見城市が291人、名護市が277人、糸満市が230人、南城市が211人、宮古島市が180人、石垣市が177人です。

このほかの町村は、保健所の管轄別に、中部保健所管内が683人、南部保健所管内が681人、北部保健所管内が145人、八重山保健所管内が16人、宮古保健所管内が3人、県外が36人、確認中が5人です。

これで県内で感染が確認されたのは、37万3840人となりました。

また、先月中旬から下旬にかけて、いずれも那覇市で80代の男女1人ずつ、90代の男女1人ずつのあわせて4人が死亡したと発表しました。

県内で死亡したのは511人になりました。

人口10万人あたりの新規感染者は、2日までの1週間で2325.20人と引き続き全国ワーストで、全国平均の2倍余りです。

また、先月17日から24日にかけて採取した320検体を調べたところ、オミクロン株の一種でより感染力が強いとされる「BA.5」の割合が82.5%となり、前回の調査の67.4%から増加していて、置き換わりがさらに進んでいます。

3日現在入院しているのはM2日より7人増えて674人で、国の基準での重症者は23人、中等症の人は345人、新型コロナ患者用の病床使用率は県全体で88.2%です。

自宅療養や宿泊療養も含めて療養している人は、2日より1751人増えて4万1417人で、初めて療養者数が4万人を超えました。

新型コロナに対応している主な医療機関で、感染したり濃厚接触者になったりするなどして勤務できない医療従事者は1209人と、1200人を超えるのは6日連続で、医療体制がひっ迫した状態が続いています。

一方、入所者が感染してそのまま療養している施設が、高齢者施設で197か所、障害者施設で51か所で施設数としては過去最多を更新しました。

療養者は高齢者施設で1607人、障害者施設で194人、あわせて1801人で、このうち、酸素投与中の人は高齢者施設で74人、障害者施設で8人とあわせて82人にのぼっています。

県保健医療部の宮里義久感染対策統括監は、先週水曜日は新型コロナの患者情報を集約するシステム「HER−SYS」の障害のため感染者の登録が少なくなったため、先週の水曜日と比べると急激に増加しているように見えるとしたうえで、「全国的に感染者が増加し、BA.5への置き換わりも進んでいて、感染拡大の傾向はしばらく続くとみられる。感染する可能性が高くなっているので、基本的な感染対策の徹底とワクチン接種を最新の状態にアップデートしてほしい」と呼びかけました。

また、アメリカ軍から県に対し、新たに52人の感染者が確認されたと連絡が入ったということです。