最低賃金の引き上げ 沖縄県は30円が目安

最低賃金について、厚生労働省の審議会は物価の上昇を踏まえ、沖縄県などについては30円の引き上げを目安とする答申を行いました。
目安どおりになれば、沖縄県の最低賃金は時給850円となる見込みです。

厚生労働省の審議会は2日、現在、全国平均で時給930円となっている最低賃金について、物価の上昇、なかでも生活必需品の値上がり幅が大きいことを踏まえ、今年度は全国平均で31円引き上げるとする目安を答申しました。

このうち都道府県ごとの目安では、沖縄県、鹿児島県、宮崎県などが同じグループに分類されていて、30円の引き上げとなっています。

現在、沖縄県の最低賃金は時給820円となっていて、目安どおりになれば県内の最低賃金は過去最高の850円になります。

県内では本土復帰直後の昭和48年度から49年度にかけて最低賃金が60円上がっていて、今回、30円の引き上げとなればこれに次ぐ引き上げ額となります。

県内の労使の代表などが参加する審議会は、今回の答申を踏まえて近く今年度の引き上げ額を正式に示すことにしていて、その後、10月上旬をメドに適用される見通しです。