数十年に一度咲くリュウゼツラン 首里城で咲き始める

那覇市の首里城公園で数十年に一度しか見られないと言われる「リュウゼツラン」の花が咲き始め、訪れた人たちの注目を集めています。

このリュウゼツランは「アオノリュウゼツラン」という種類で、7月24日、首里城公園内にある園比屋武御嶽石門の横で咲き始めているのを、公園スタッフが見つけました。

地上から高さおよそ7.5メートルの茎の先で複数のつぼみが開き始めていて訪れた人たちが、写真を撮影していました。

リュウゼツランは蒸留酒・テキーラの原料としても知られていて、花を咲かせるまでに数十年かかることから、英語では「1世紀に1度だけ花を咲かせる」という意味のセンチュリープラントとも呼ばれています。

訪れた人たちは、「初めて見ることができてラッキー、良かったです」とか「意外とすごく高い位置で咲いていたからびっくりした」などと話していました。

那覇市によりますとこのアオノリュウゼツランは戦前も園比屋武御嶽石門周辺に植えられていて戦後は1986年ごろ、市の教育委員会が植えたものとみられ、記録上、開花が確認されるのは今回が初めてだということです。

花は8月上旬に見ごろを迎えるということで、首里城公園のスタッフは、「世界遺産の横で咲くのを鑑賞できるのは首里城公園ならではで、ぜひ多くの方に見て頂きたい」と話していました。