米軍基地周辺の水質調査 使用禁止の化学物質19種類検出

沖縄県が、返還が予定されているアメリカ軍基地周辺の地下水の水質を調査したところ、国内で使用が禁止されている化学物質が19種類、検出されたことがわかりました。

県は、アメリカ軍嘉手納基地より南にあり、返還が予定されている基地周辺の汚染状況をおととしから調査していて、12日結果を公表しました。

それによりますと、昨年度、宜野湾市、浦添市、北谷町などの15か所で地下水を調査したところ、いずれの場所でも国内で使用が禁止されている化学物質が検出されたということです。

検出された化学物質は19種類に上り、殺虫剤などとして使われてきたDDTやディルドリンやPFOSやPFOAなどの有機フッ素化合物も含まれています。

また4か所で、弾薬に使われる成分であるRDXが検出されたということです。

いずれの場所の地下水は飲用としては使われていないということです。

県はいずれの化学物質ともアメリカ軍基地で使用され、地下水に流れ出た可能性があるとみて引き続き、周辺の調査を進めるとともに、将来、基地が返還された際に、政府に土壌の浄化を求めていく根拠にしたいとしています。