「慰霊の日」前に「平和の礎」に新たな名前刻んだ石板を設置

沖縄戦の戦没者を追悼する「慰霊の日」を前に、糸満市にある「平和の礎(いしじ)」に、ことし新たに追加される戦没者の名前を刻んだ石板の設置作業が行われました。

糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「平和の礎」には、沖縄戦などで死亡した24万人を超える人たちの名前が刻まれています。

毎年、6月23日の慰霊の日を前に新たに申告があった戦没者の名前が追加されていて、20日はことし新たに追加される55人のうち、沖縄県の出身者の名前を刻んだ石板の設置作業が行われました。

作業員たちは小型のクレーンを使って平和の礎の台座に慎重に石板をはめ込んでいました。

ことし新たに追加される人の内訳は、▽沖縄県の出身者が27人、▽県外の出身者が28人で、礎に名前が刻まれた人はあわせて24万1686人となります。

沖縄県 女性力・平和推進課の新垣耕さんは「強く平和を求める沖縄の心を世界に発信して次世代に継承していくために平和の礎は重要な役割を果たしている。引き続き、戦没者の追加の刻銘を続けていきたい」と話していました。