慰霊の日に「平和の詩」朗読 沖縄市の小学2年生が会見

今月23日の「慰霊の日」に、沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する沖縄市の小学2年生が会見し、「緊張するかもしれないけれど、天国にいるひいおじいちゃんに届くように頑張ります」と抱負を述べました。

「平和の詩」は、毎年、沖縄県内の学校から応募があった作品の中から選ばれ、「慰霊の日」に行われる沖縄全戦没者追悼式で作者が朗読します。

ことしは沖縄市立山内小学校の2年生、トク元穂菜さんの「こわいをしって、へいわがわかった」が選ばれ、15日、学校で会見しました。

この中でトク元さんは、「どきどきして、緊張するかもしれないけど、大きな声でゆっくり読めるようにしたいです。天国にいるひいおじいちゃんに届くように頑張ります」と抱負を述べました。

トク元さんのひいおじいちゃんは沖縄戦で亡くなったとみられ、毎年、「慰霊の日」には家族で平和祈念公園を訪れているということです。

トク元さんの詩には沖縄戦の悲惨さを伝える悲しい絵を見て「怖い」と感じ、そばにいた母親にくっつくと温かくてほっとしたという体験から、日常の中にある平和を失いたくないという思いがつづられています。

トク元さんは「美術館で見た戦争の大きな絵を見て怖い気持ちと悲しい気持ちを書きました。だから反対の平和のことを考え、大切にしたいと思いました」と話していました。

※トク元さんのトクは「徳」の心の上に「一」