「慰霊の日」に向け 「平和の礎」の名前すべて読み上げへ

今月23日の「慰霊の日」に向けて、「平和の礎」に刻まれている24万人余りのすべての名前を読み上げることになりました。

これは6日、有志の市民などでつくる団体が記者会見を開いて発表したものです。

この団体は、今月23日の「慰霊の日」にあわせて、糸満市摩文仁の「平和の礎」に刻まれている24万人余りのすべての名前を読み上げようと準備を進めていました。

読み上げは戦争経験者や遺族、地元の中高生など1500人が交代でオンラインで行い、公開されます。

今月12日から始めて、「慰霊の日」前日の今月22日午後からは、糸満市摩文仁の平和祈念公園に場所を移して夜通し読み上げを行うということです。

6日の会見には「平和の礎」が造られた当時、知事公室長で、今回の取り組みに協力している高山朝光さんも参加し、「名前が刻まれている人たちが、もし戦争で亡くならなければすばらしい人生を歩んだであろうということに思いを寄せながら、生きた証しを読み上げてほしい」と話していました。

主催団体のメンバーの一人、町田直美さんは「名前を読み上げることで戦没者の思いを共有したい」と話していました。

団体では、読み上げに参加する人を引き続き、募集しているということです。