国頭村の東海岸側に道の駅完成 オープン祝い記念セレモニー

すでに西海岸側に道の駅がある国頭村で、新たに東海岸側に道の駅がオープンし、30日、記念セレモニーが行われました。

国頭村の東海岸側の安波地区にオープンした道の駅「やんばるパイナップルの丘安波」は、やんばるの多様な魅力を発信し、自然とふれあう観光を振興しようと、村が5年前から整備を進めてきました。

30日に行われた記念セレモニーでは、知花靖村長が「道の駅が村の産業振興につながると期待します」とあいさつし、関係者でテープカットを行い、オープンを祝いました。

道の駅には村などで生産された野菜などの農作物をはじめ、特産のお茶やパイナップルの葉の繊維で作ったアクセサリーなどの製品も販売されています。

また、建物に隣接する森の中には、国の天然記念物のヤンバルクイナなどの鳥類や、は虫類などが観察できる施設も設けられたほか、建物の屋上には展望台も設置され、やんばるの自然を楽しむことができます。

道の駅の大江貴志さんは「やんばるの原風景を楽しんでいただきながら、活用していただきたいです」と話していました。