「沖縄の土砂を使わせないで」遺骨収集団体が全国の議会に声明

沖縄本島南部の土砂の採掘をめぐる問題で、沖縄戦の遺骨収集を行っているボランティア団体の代表は、全国の自治体の議会に対し、アメリカ軍基地の埋め立てに使う計画を断念するよう国に要請してほしいと声明を出しました。

本島南部の土砂をめぐっては、沖縄防衛局がアメリカ軍普天間基地の移設に伴い、名護市辺野古沖の埋め立てに使うことを検討しています。

これについて、沖縄戦の遺骨収集を行っているボランティア団体「ガマフヤー」の具志堅隆松代表らが、19日、県庁で会見を行い、全国の自治体の議会に対して声明を出しました。

この中で具志堅さんらは、沖縄戦で死亡した日本兵は全国から派遣されたことから、本島南部の土砂を埋め立てに使うことは、全国的な問題だとして、各地の議会でも国に計画の断念を要請するよう求めました。

具志堅さんらは、すでに要請した沖縄県内を除く、全国およそ1740の都道府県と市町村の議会に声明の文書を郵送することにしています。

具志堅さんは「沖縄県内では、賛同が得られたと考えているが県外ではまだ伝わっていない。日本兵の遺族を含めた全国民に国の非人道性を知らせたい」と話していました。