岡山理科大学 “恐竜学科”を来年春に開設へ

岡山市にある大学が、恐竜について専門的に学ぶ国内では珍しい「恐竜学科」を来年春に開設することになりました。

岡山市北区にある岡山理科大学は、来年度から「恐竜学科」を開設すると発表しました。
この大学には、生物地球学部に「恐竜・古生物コース」があり、恐竜について研究していますが、このコースを志望する学生が多いため、定員を増やし、専門科目を大幅に増やすことで、新たな学科として開設することになりました。
同じ来年春に、福井県立大学に恐竜学部が新たに設けられますが、岡山理科大学によりますと恐竜を専門的に研究する学科は国内では珍しいということです。
定員は1学年45人で、3年の時にはモンゴルで化石発掘を行うフィールドワークなどもカリキュラムに組み込まれるということです。
恐竜学科の担当となる實吉玄貴准教授は「恐竜が好きな学生が、楽しく自分の得意分野を見つけられる学科にしたい」と話していました。