岡山ーソウル便の利用者増加目指す 県とインチョン空港が覚書

岡山空港と韓国のソウルを結ぶ定期便の利用者を増やそうと5日、岡山県とインチョン空港が連携・協力していく覚書を交わしました。

5日県庁に、インチョン国際空港公社のエグゼクティブ・ディレクターのシン・ドンイクさんが訪れ、伊原木知事と岡山ーソウル便の利用者増加に向けた覚書を交わしました。
覚書には、県と公社が連携・協力し、定期便を活用したツアーをつくる旅行代理店をサポートすることや、岡山県での観光や、インチョン国際空港の魅力の情報発信をすることなどが盛り込まれています。
岡山空港と韓国のソウルを結ぶ定期便は、新型コロナの感染拡大を受けて一時休止していましたが、去年10月に運航を再開し、8月3日からは週3便から週5便に増える予定です。
シン氏は「知事と関係者の方から岡山空港の活性化への情熱を感じた。来月の増便をきっかけにより多くの韓国の人に岡山に訪れてほしい」と話していました。
また伊原木知事は「覚書を結ぶことができて本当にうれしく思う。インチョン空港は岡山県民にとっても非常に身近で便利な空港なので、これまで以上にプロモーションの幅が広がることを期待している」と話していました。